サンリオを代表するアイドルキャラクターたちと世界中の童話をコラボレーションさせたOVAシリーズ「サンリオ世界名作映画館」の第11巻。本OVAはサンリオの看板キャラクターであるキティちゃんと、19世紀にフランシス・ホジソン・バーネットが著した児童小説『小公女』をミックスしている約30分の作品。心の優しい少女セーラ(キティ)は愛するお父さんと離れ、一人で寄宿学校の生活を始めることになった。明るいセーラの人柄は寄宿学校の級友相手にだけでなく、小間使いの少女ベッキーにも優しく接し、誰もがセーラを好きになってゆく。だがそんな楽しい日々に不穏な影が忍び寄ってきた。なんとセーラの父が旅先で命を落としたという報せが学校に届いたのだ。これを知った学校のミンチン先生は、セーラが天涯孤独になったことを理由に、ベッキーと同じ小間使いとして彼女を屋根裏部屋で暮らさせるのだった……。本作のキティ(セーラ)も他の多数の「キティ」アニメと同様に林原めぐみが演じている。
サンリオのマスコットキャラクター・キティを主人公にした約30分のOVA。同社が1993年から刊行したOVA「サンリオ世界名作劇場」シリーズの記念すべき第1巻でもあり、本作はその題名通りドイツのグリム童話『白雪姫』をベースとしている。 ある国に住んでいる美しいお姫さま。その白い肌がまるで雪のようであることから彼女は「白雪姫」と呼ばれていた。心優しく誰からも好かれる白雪姫だったが、それをお妃は快く思っていない。お妃は魔法の鏡が世界一の美人は自分だと答えると信じていたのだが、鏡は白雪姫こそが一番だと返答。これを逆恨みしたお妃は狩人に命じて白雪姫を殺すよう命じるのだったが……。 本作の監督は石川康夫、脚本は星山博之が担当した。白雪姫=キティは他の「キティ」アニメと同様に林原めぐみ、またお妃はベテラン声優の吉田理保子が演じている。
サンリオ世界名作映画館シリーズの一つで、日本の童話『かぐや姫』をモチーフにしたハローキティのOVA作品。物語は、竹から生まれたかぐや姫に扮したキティちゃんが主人公。美しく成長したかぐや姫は公家や帝などから求婚されるが、自らの故郷である月に帰ることになると……。 本作は、1993年の『ハローキティのしらゆきひめ』『ハローキティの不思議の国のアリス』などハローキティシリーズを手掛ける石川康夫が監督を務め、林原めぐみや園部啓一、田中真弓など、メインキャストとして出演している。
遠足の途中、コースを抜け出し、古いお城に向かうキティ。その城は700年前実在したリチャード王子が住んでいた所です。王子時は悪人に追われていたが、何とか危機を脱し、王座を守り通したと言われています。「どうやって助かったのかしら?」キティは森の中で迷いながらやっと城へたどりつきました。そこで出会った人は悪人に追われるリチャード王子自身だったのです。キティの大活躍が始まります。