前作映画の続編で、前半はテレビシリーズ『あしたのジョー2』の再編集。終盤は放映中だったテレビシリーズに先行して制作・公開され、のちにテレビシリーズに流用されている。また、声優も一部変更されている。 - 宿命のライバル・力石徹の死から1年後。ドヤ街の丹下ボクシングジムには行方不明だったはずの矢吹丈の姿があった。再びリングに立つ丈。しかし彼は、力石の死のショックから相手の顔面を殴れないというボクサーとして致命的な心の傷を抱えていた。そんな丈を案じ白木葉子は南米の強豪カーロスとの試合を用意。激闘のなかでトラウマを乗り越えた丈は完全復帰を果たし、世界最強のチャンピオン、ホセ・メンドーサとの戦いに挑んでいく。
1970年のテレビアニメを力石戦まで再編集した劇場版。力石や葉子など一部のキャストを変更している - 不良少年ジョーは、流れついた東京・山谷の町で出会った元トレーナーの丹下段平にボクサーの才能を見いだされながら、詐欺事件を起こしたせいで少年院へ送られる。そこでジョーは院外から自分に届く段平のメッセージに従ってトレーニングする一方、若き天才ボクサー力石と知り合い、2人はすぐにライバル同士になる。出所したジョーは丹下との厳しい特訓を経てプロボクシング界入りし、宿願だった力石の打倒を目指すが……。