松本零士のSFワールドを代表する名キャラクターの主演アニメ第一弾。少女まゆや敵役・切田長官らアニメオリジナルの登場人物も物語の幅を広げた。西暦2977年。腐敗した体制の地球を、美女の姿をした異星の植物人間マゾーンが狙っていた。人類の未来のため物資の強奪とその備蓄を図る宇宙海賊ハーロックとその四十余名の仲間。彼らはマゾーンの侵略に気づき、孤高の戦いを開始する。だがマゾーンと人類の間には意外な秘密が……。
遥かなる未来…あるいは、遠い過去のことかもしれない。他の銀河にまで進出し、数多の植民惑星を開拓した人類であったが、異星文明との共存もついに果たせず孤独であった。いつしか衰退し始めその勢力を失いつつあった人類は、発祥の地である地球への帰還を望むようになった。 しかし、宇宙に広がった人口は5000億を超え、地球に住める数は限られていたため、地球居住権を巡る争いは血みどろの大戦に発展。それは「カム・ホーム戦争」と呼ばれた。 人類はこの戦争を調停する為、「ガイア・サンクション」という統治機構を生み出し、地球は【永遠の聖地として、何人たりとも立ちいる事は許されない】聖域となり封印された。 前に進む意欲もなく、帰れぬ故郷を遠くに仰ぎ見ながら、緩やかな”滅び”に身を浸す日々。今、人類は後悔の時代を生きていた。 そんな時代に反抗し、宇宙の深淵を旅し続ける男がひとり。不滅の肉体を持ち、100年の長きに渡って連合艦への襲撃を繰り返す海賊。広域指名手配S-00999。その男の名はハーロック。
『宇宙戦艦ヤマト』『銀河鉄道999』など、数多の名作を生み出した松本零士が、ワーグナーの戯曲「ニーベルングの指環」をモチーフとして描いた作品のアニメ版。登場人物は『宇宙海賊キャプテンハーロック』のハーロックや大山トチローら、松本作品でおなじみのキャラクターたちだ。 それを手にする者は全宇宙を支配下に置くことができると言われる指輪、その材料である惑星ラインの黄金がニーベルングのアルベリッヒによって奪い去られてしまう。黄金の指輪を手にしたアルベリッヒはワルハラへの進行を開始。ハーロックとトチローもアルカディア号でワルハラへと向かった。
『SPACE PIRATE CAPTAIN HERLOCK OUTSIDE LEGEND 〜The Endless Odyssey〜』は日本のSFアニメ作品。先行でDVDが販売され、その後日本テレビ系にて2003年10月7日より毎週火曜日24:53 - 25:23に放映。全13話。
1978年に東映動画によりアニメ化され、1978年3月14日から1979年2月13日にかけて、毎週火曜日19時00分から19時30分にテレビ朝日系にて全42話が放送された。 未完のままの原作に対して、アニメオリジナルでストーリーが完結している[17]。ナレーターは本編を柴田秀勝が、次回予告を神谷明が担当している。また、テレビアニメ放送中の1978年7月22日から東映まんがまつりの1本として劇場アニメ『宇宙海賊キャプテンハーロック アルカディア号の謎』が公開されている。これはテレビアニメ13話をベースに新作場面を追加した34分の再編集作品である。