読みは「きどうせんしガンダム だいぜろはちエムエスしょうたい ミラーズ・リポート」。 1998年8月1日に全国松竹系で公開されたアニメーション映画。『新機動戦記ガンダムW Endless Waltz 特別篇』との同時上映作品。 この2作を合わせてガンダム生誕20周年記念作品とし『GUNDAM THE MOVIE(ガンダム・ザ・ムービー)』と銘打たれている。特別前売券として、『第08MS小隊』から陸戦型ガンダムを背景にしたシローの1種、『ガンダムW』からヒイロ、デュオ、トロワ、カトル、五飛の各5種の全6種類から選べる長さ140cmのタペストリーの付いた前売りチケットが、「チケタペ」として各2,800円で発売された。 OVA版の第1、6話から8話を再構成し、新作シーンを加えて、新キャラクターである連邦情報官アリス・ミラーの視点からシロー・アマダの軍歴を監査するという構成となっている。
2013年2月22日に発売されるBDメモリアルボックスの特典BDディスクに収録される短編作品。 短い作品ではあるが、『ラスト・リゾート』から約13年半ぶりに作られた『MS08小隊』の完全新作々品である。 最終決戦の地に向かう08小隊の頭上に飛来するグフ・フライトタイプとの死闘を描く。
本作は本来全12話完結の構想であり、監督は当初神田武幸であったが、製作途中に体調を崩し、第7話から飯田馬之介にバトンタッチする。ストーリーそのものは元々、神田が考えていた筋書きに沿っているが、1996年7月27日に神田が急逝したために、飯田ら残されたスタッフは生前神田が書き残していたメモやプロットを元に第11話までを完成させ、第12話ではなく特別編という形で『ラスト・リゾート』が製作された。本作がやや特殊な形態を取り、また第7話の発売まで1年近く開いているのはこうした事情による。本作は神田の遺作となった。