人気コミック『北斗の拳』を、全5部作で描くアニメ・シリーズの最終章。原作では描かれなかった“ケンシロウの空白の一年”を完全オリジナルストーリーで描く。声の出演はケンシロウに阿部寛、ユリアに石田ゆり子。一子相伝の暗殺拳、北斗神拳の第64第伝承者に選ばれたケンシロウは、最愛の女性ユリアを南斗弧鷲拳のシンに奪われ、自らも胸に七つの傷を負わされてしまう。全てを失い、屈辱にまみれて荒野に彷徨うケンシロウだったが…。
80年代に一世を風靡した格闘バイオレンス・アニメ「北斗の拳」を、キャストに豪華俳優陣を起用して新たに製作した劇場版アニメ。オリジナルビデオ版を含め、全5部作として構想されたプロジェクトの第1弾作品。 核戦争後の近未来。暴力が支配する混沌の世界。究極の暗殺拳・北斗神拳は一子相伝の厳格な掟の下、長兄ラオウ、次兄トキ、末弟ケンシロウの中から、正統伝承者としてケンシロウが選ばれる。民衆と共に闘い続け、いつしか救世主と呼ばれるようになるケンシロウ。一方ラオウは、師父リュウケンと決別、自ら拳王を名乗り、戦乱の世の覇者となる野望を抱き突き進んでいた。そんなラオウの胸に秘められた哀しき真実を、彼の親衛隊を率いる美しき猛将レイナだけは知っていた…。