动漫介绍
テレビシリーズを再編集して1980年3月15日に東宝系にて公開。上映時間は96分。画面サイズはスタンダード。同時上映は『パンダの世界 ホアンホアンと仲間たち』。
声の出演は主要キャラクターの大半はテレビシリーズと同じだが、主要キャラの一部と周辺キャラの大半は声優が変更されている。
制作上でのテレビシリーズとの顕著な相違点は、立体アニメーション方式を取っていないことと、ナレーションを全廃していることが挙げられ、これらによってテレビシリーズとは若干違った雰囲気のものに仕上がっている。
また、ストーリー上はレミとミリガン夫人との再会に向けてのエピソードが中心とされ、物語もレミの視点によるものとして構成されている。しかし、約1年間続いたテレビシリーズを100分程度の時間に再編集するのは無理があったようで、かなりのダイジェストとなっている。
大まかな構成は、「始まり 〜 ビタリスに売られるレミ」→「オープニング」→「ビタリスの投獄」→「白鳥号との出会い」→「ビタリスの放免 〜 旅の再開」→「ビタリスの死亡」→「マチヤとの出会い」→「シャバノン村への帰郷」→「渡英 〜 ドリスコルの登場」→「レミ、ロンドン警視庁に逮捕される」→「ロンドン警視庁から逃亡」→「ミリガン夫人と再会 〜 エンディング 〜 終了」となる。
以上のように、シャバノン村での生活・ビタリスとの旅・白鳥号での旅・新ビタリス一座の旅のエピソードの大半がカット、ドリスコルおよびロンドン警視庁絡みのエピソードが3分の1程度にカットされ、ビタリスの死亡およびマチヤとの出会いのエピソードは変更されている。このため、テレビシリーズの重要な要素であった“主人公レミの成長譚”という側面は全く失われている。また、アキャン家に関するエピソードが丸ごとカットされたため、テレビシリーズでは重要キャラクターだったリーズも、ラストシーンに2カット登場するのみでセリフもない。
なお、再編集に伴う構成上の矛盾点や説明不足となる点などを補うため、セリフの多くがテレビシリーズとは変更されている。このため、全編にわたって新規にアフレコが行われたものと思われる。