A parade for three managers and four performers, mixing quotes taken from French composer Erik Satie's essays on the music he composed for the 1916 ballet "Parade". The famous realist ballet is brought back to life.
フランスの作曲家エリック・サティが50歳のときに作曲に着手した「パラード」は、詩人アポリネールがはじめて「シュルレアリズム」という言葉で紹介したバレエ音楽。1917年に初演されたバレエは、サーカステントの前で3人のマネージャーと4人の演者が客寄せをするという設定が柱となって演じられた。
100年前のこの舞台を、サティのエッセイからのテキストと共に、ウィレム・ブロイカー楽団の演奏にあわせ、超現実的バレエ映像としてアニメーションでの再現を試みた。
オリジナルのバレエに登場する人物たちの他、このバレエを創作したジャン・コクトー、パブロ・ピカソ、エリック・サティも登場し、サティ作品の風変わりなタイトルや、サティが音楽を担当し出演もした、ルネ・クレール監督の映画「幕間」、サティと交流の深かったマン・レイ、ピカビアなどの美術からの引用も散りばめられている。
サティ生誕150年、「パラード」作曲100年を記念して、2016年に完成。